0.3秒考えて、僕は口にしなかった

今日の話!!

全日リーグ残り数秒…..

強豪チーム相手だったので、引き分けでもOKと話してた。

リーグ戦なので、リーグ戦の戦い方をしていこう。

そんな話を常にしていた。

勝ち点の話。そして、それを目指してリーグは試合ごとに成長するためにある。

そういう育成年代で体感していかなければいけないことがあり、それをリーグ戦と言う中で選手が学び成長していく場なのだ。

後半も残り時間はもう無い。

多分、時計的には時間は過ぎていたかもしれない。

ほぼ、蹴り出したら終わるぐらいの時間。

そんな最後に私達にチャンスが訪れた。

中盤から駆け上がり、カウンターのチャンス….

背後のスペースは空いてて、そこに通せばゴールが出来る。

キャプテンのセナは、引き分けではなく勝ちを狙った。

そのパスの本当0.3秒ぐらい前に…

“セナ、出すな保持で良い。ボールを失うなと、口にしようとしてた”

それは、勝ちではなく同点で終わっていいと言う言葉だ。

でも、0.3秒後僕が口にすることは無かった。

想いは、引き分けでOKだったのに、その決断を見守ろうと思ったのだ。

もうひとりの僕が自分の口を止めた。

ゲームは勝つためにやるべきもの。

勿論、引き分けでOKな試合だってこれから沢山経験するだろう。

でも、勝つチャンスがある、ゴール出来るチャンスがある。

そう選手が感じるのであれば、それは選手の決断を支えなくてはいけない。

彼は、勝つ気だったのだ。

ほんの一瞬だったけど、あれ、これどこかで見たぞ…

そうだ、ラグビーの日本代表が勝ちに行ったシーンと同じ。

本当、ほんの一瞬だけど、そのシーンだ。

と、感じた瞬間….

そのボールは奪われ、カウンターのチャンスを与えてしまった。

終わりの笛がなった。

その瞬間、相手もうちの選手も止めてしまった。

ただ、シュートをしたボールだけがゴールに吸い込まれていった。

シュートをいつもなら止めれるGKのタイガも見送った。

終わりを確信したその笛はこのコートの笛ではなかった….

相手の保護者さんもだいぶ時差があって、そのゴールが入ったと喜んでいた。

負けた…..それでも僕的には善戦したと思ってたけど、珍しく選手の目が潤んでた…

悔しいと言う感情をこれほどまでに見ることは初めてだったかもしれない。

でも、僕は嬉しかった。

最後まで、勝てると思ってそのパスを自ら決断したセナの意図に間違いはない。

引き分けで良いと口にしなくて、プレーを止めなくて良かった。

勝ち点だけでの話であれば、僕が口にしてプレーを決断させることも出来たけど、口にしなかったというのは自分の無意識的な思いが選手の決断を尊重するんだろ? と、自分を止めたのだ。

それが、僕らが携わる育成年代に必要なことである。

負けるかもしれないではなく、勝つかもしれないと決断出来ることは選手としてはとても必要な決断。

そんなことをこうやってリーグで体感し学ぶのだ。

勝ち点1よりも、未来に繋がる勝ち点を手にしたなぁと思った。

そして、口にしなくて本当良かったと思った。

子どもたちの意図や決断を見守れたこと。

まぁ、間違いなく大人のカテゴリーなら激怒するかもだけどね(苦笑)

そんなこんなで、今日も色んな場面での体感した学びが出来ました。

時間差はあったけど、選手も全員出場させれたし、それぞれそんな場面で感じるものも大きかったんじゃないだろうか?

少しずつ少しずつ、焦らずに成長に繋がる機会と時間を感じ取れていけたら学びに繋がる。

だからこそ、こんな機会を与えた頂いた対戦チームの皆さん、審判、運営の皆さん、沢山の応援をして頂いた保護者の皆さんに感謝です。

そして、子どもたちから学べるものも沢山あります。

試行錯誤しながら、色んな感情を感じ取りながら、自分のペースで焦らず大きく成長してほしいなぁと思っています。

そして、

微差がこれからは大差になるってことも、少しずつ感じ取れたら成長の鍵に繋がるのではないかなと思っています。

そんなこんなで、今日もいい日でした。

さて、今日は早めに寝ようかなぁ〜

そうそう、帰ってきて子どもたちから刺激を受けた僕は、5km程走ってきました。

僕もまだまだ成長出来るはず!!!

一緒に頑張ります!!!

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