こんばんは!!
春みたいな陽気に包まれていますね。
もう、3月も中旬!! 新型コロナウイルス騒動で、中々生活のリズムが難しいと思いますが、季節は少しずつ春を迎えます。
春といえば新シーズンに入るわけで、少しずつチームとしても準備していかないといけないですね。
良い準備をしていくこと。試合で頑張るとか言っても、その準備が出来ていないでプレーするのは厳しいですよね〜
さてさて、エスタジ佐世保のトレーニング!!
前回は、アラから仕掛けられての1-1 の対応の守備のトレーニングをやりました。
九州には、個のスキルが高い選手が多く、1-1の局面で簡単に抜かれてしまいフィニッシュまでされてしまう。
こういう場面も少なくありません。
では、それをどうするのか?
そんな話を今回はしていきたいと思います。
1-1の守備 (サイド)
相手の特徴を知る
勿論、
- ドリブルの質
- プレーの特徴
- 相手が右利き、左利き
- 両方シュートが出来るのか?
- そのシュートの質
- 身体的な優位となるもの
- 勝負強さ(心理的なタフさ)
- ゲーム背景(戦略的変動要因)
様々な特徴を理解してプレーしないといけません。
ただ、それは相手も同じで攻撃側が守備側の特徴や意図を理解してプレーするはずです。
技と言うよりも、術を把握することが大事!!
自分たちはどう守るのか?
では、私達はどう守るのか?? それがあるのかどうか?
自分たちのアラでの仕掛けをどうやって守るのか?
基本的には
- ゴレイロとの連携で1-2の状態を維持していくこと。(数的に不利ではないという心理的な優位性を押し出す。
- どこまで縦に運ばせるか?中へのドリブルの対応は?
- どこで打たれるか?
- 打たれるとして守備者はどうするのか?
- シュートを打たれる時にゴレイロはどう対応するのか?
チームとしての意図をトレーニングの中で整理していきます。
(具体的には割愛させてくださいね 笑)
トレーニング
トレーニングとしては、ものすごい簡単なアラの1-1
動画はちょっとお見せは出来ませんが….
何も意図せずただの1-1 シュートの時間を最初1.2分設けました。
守備の整理をしていないままの時間。
まぁ、意図が無いので色んな意味で優位性が強い選手が勝つわけで….
守備側が何をしたいのか全く観えない時間でした。
でも、シーズンの頭です。整理しないことで上手く行かないってこともプレーで感じさせる時間は僕は大事だと思ってて….
だからこそ、その後、守備を俺たちはこうやる!!
そして、そこを目指してプレーすることで1-1+GKの局面では大きく異る時間になりました。
ゲーム中、多くの試合で僕らはこのアラからの仕掛けてで負けてしまいます。と、過程して….
- では、どこのエリアで負けまか?
- そこで何をしますか?
- 最後の最後に守備者とゴレイロは何の意図を持つべきか?
簡単な守備のトレーニングからもしれませんが、こういう部分の詰めをしっかりやっておくことで、ギリギリで抵抗出来、このピンチを凌げるかもしれません。自分たちはどう守る!!! それがあるのと無いのでは全く違うゲーム、チームになってしまいます。
やり方はそれぞれ違うかもしれません。
ブラジルだと最後の最後にスライディングで下方向を切る。ゴレイロは上。
スペインだと倒れるなと言われる場面かもしれません。
何が良し悪しではなくて、自分たちはこの時はどうする!!
あー、よくどでかいショッピングモールとかで、昔は迷子になったらここで集合とか使ってましたね(笑) 今は、スマホでそんな事はしなくてもいいでしょうけど….
でも、こんな準備。これがとても大事なような気がします。
シーズンの頭に、ゴールを奪われる局面の一つを整理して準備しておくことで、シーズン通じて自分たちはこうやるんだ!!
それを徹底していき、このピンチを次の自分たちのチャンスに繋げるようにしていきたいですね〜
発展 PIVOを置く
その次のトレーニングでは、黄色にマーカーの所にPIVOを起きます。
1-1+PIVO(フリーマン)+GK
さぁ、守備者が対応出来ない場所にPIVOが来ました。
僕らはこの局面で、どう守るか?
GKは?
守備者は?
変則的な2-1の守備局面。
難しい局面の中で自分たちのプレーの整理をしていきます。
負け方から勝ち方を
柔道は、勝ち方よりも、負け方を習う
http://judopractice.click/passive/break%E2%80%90fall-importance/
そんな記事が書いてあります。
負け方の中で、どうしたらそこから勝つように出来るのか?
また、
投げられ方を知っているということは、どう対処すれば投げられないかもわかっているはずです。そして何より、受け身がうまいということは相手がどう投げられるかもしっかりと理解できています。
http://judopractice.click/passive/break%E2%80%90fall-importance/
1-1の守備対応のトレーニングをすると、相対的に攻撃側はその守備を打ち破る対応を考えていきます。だからこそ、より意図vs意図の戦い、術vs術の戦いに繋がっていきます。
日常的に、コーチは、自分たちはどうする!!
そして、それに対してはこうする!!
そういう自分のプレーの基準が求められます。
それをしっかりと提示し、整理し、トレーニングで理解を深めて、なるほどそうなるな!!! と、選手に納得させることがとても大事ですね!!!
ではでは、また書きますね〜!!!
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