FC NAKAIが伝えたかったことって

こんにちは、中嶋です。

各地域、選手権大詰めの週末だったと思います。

僕らは、クレセールに負けてしまい2回戦敗退と言う結果になりました。

元Fリーガー達で構成される質の差は明らかで、懸命にチャンスは創り出すものの結果的に不意に先制され点差を離されていくと言う今シーズンの負の部分を象徴するような試合展開になりました。そんな中でも、最後まで食らいついたし、質の差を色んな所で埋めようとしてたし、選手は、1回戦から1試合間隔しか空かない状態でしたし、リーグから間もない中で頑張ってくれたと思います。

そんな中、同じ関東大会に参加したFC NAKAIが全国の切符を逃してしまいました。

ふと、感じたのですが…

彼らの目的ってなんだったんだろうか?

キャリア十分の選手達が、こういう戦いの場でプレーする意味はなんだろうか?

Fリーガーでも無いので代表に呼ばれると言う事も難しいだろうし、こういう社会の中では、負けると叩かれる事もあるだろうし、変な意味だと、ある種の的になる可能性だってある。

プライドもキャリアも失うこと覚悟で、彼らがやろうとしたことって?

あの頃のように、フットサルに熱量持ってやっているのか?

と、僕らに問いかけて居るんじゃないかな?と、思うのです。

バモッっていう事なんて誰だって出来るけど、その熱量は人生の中で本物で今の生活の中で優先されてきたものなのか?

フットサルに対して、真剣に向き合っているのか?

noteに熱の話を書いたけど、

https://note.com/takfut/n/n037a173e0682

本当に、熱量をそこに向けているのか?

太郎君も書いてたけど、もがきながら、みんなで競い合いながら、ギラギラした毎日をあの頃僕らも追いかけていたんだと思う。

地域リーグの盛り上がりを誰かも書いてたけど、九州リーグも同じように感じることもある。

あの頃は、今より情報が無い中でも沢山の観客で会場はとても湧いていたし、もしかしたら今より戦術的には劣るかもしれないけど、質よりも熱が上回ってたし、それがフットサルの魅力だった。熱量はある種、フットサルこそ人生の中心と言っても過言ではない熱を感じれたからだと思う。

Fリーグが出来、僕ら地域のフットサルチームは、もしかしたら華やかな場所では無くなったのかもしれないけど、それでもアマチュアでありながらのフットサルの熱の意味を今一度感じさせてくれたのかもしれない。

あなたはの熱は本物ですか?

あなたのフットサルへの向き合い方はどうですか?

フットサルが好きですか?

それを今一度、我々地域のフットサル関係者に気付いてもらうような事だったんじゃないかな? と..

全国には沢山のフットサルチーム、フットサル選手が居ます。

プロではなくても、Fリーグ選手でなくても、日本のフットサルの多くは地域、都道府県のチーム、選手達ばかりなのです。

その僕らの仲間たちを今一度奮い立たせてくれる、それがFC NAKAIが目指したことじゃないのかな?と、思いました。

これで解散なのか? チームはどうなるか? 分からないけど…

今のNAKAIの熱量は、一番日本フットサルにおいて必要なものなのかもしれません。

地域リーグでの全国リーグとかあれば面白いし、頂杯ではなく頂リーグにしてやるのも面白いし、もっと、地域リーグ、都道府県リーグが盛り上がれば、そして、ユース世代、ジュニア世代でフットサルやりたい子達の場が増えればいいし、何よりフットサルの熱が重なり合えたらいいなぁと思います。

もしかたら、そこから地域リーグであっても、プロチーム、プロ選手も生まれてくるかもだし、You Tubeで配信して稼げる選手、チームも出てくるかもだし、フットサルの価値が更に高まる機会に繋がるかもしれないです。

そんなキッカケになることが、もしかしたらFC NAKAIがやりたかったことなんじゃないかな?

あの頃のギラギラした感じを感じさせる存在であること。

それは、FC NAKAIの役割ではなく、私達ひとりひとりに託されたんだと思います。

バモッって口だけにならずに、あなたはそこに本当に進んでいるのか?

行こうとしているのか?

あなたの熱をフットサルに!!