ボランチやラインカットは

最近は、色んな試合が動画で観れます。

昨日も、福岡の選手権がYouTubeでライブ配信されてるし、Fリーグもいつでもライブで観れるし、勿論ブラジルやヨーロッパの試合もほぼ観れます。

だからだと思うのですが、フットサルの戦術的にトレンドに触れる機会はとても多く、昔みたいにブラジルにわざわざ行かなくても、手に入るものも沢山あります。勿論、現場感だとか、その雰囲気だとか、その背景から得るものの大きさの違いはあると思うけど、情報としては手に入るのです。

分かりやすく言うと

アイドルの振り真似はすぐにコピーされる状態にあると言うことです。

アマチュアの人達も、沢山コピーして動画にUPされてますね。Tik Tokとかだと無数にあるんじゃないでしょうか??

こんな感じで、好きな人はすぐに真似て自分のアカウントでアップしています。

フットサル的にも、マルキーニョスが昔からやっていてラインカットも、ブラジル代表もやってるし、地域のチームもやっています。因みにうちもやっています。(苦笑)

2010年代から流行ったボランチ、ジセーザも、今では何処でも普通に見かけるようになりました。

要は、情報としての戦術的な利用度はこうやって増していくと思うのです。多分、ゴレイロを使った5-4の攻撃も地域リーグ、都道府県リーグでも、多く観られるようになると思うし、そういうフットサルのゲームが出来るようになってくるでしょう。

じゃ、そういうのが全チーム出来るようになってきたときに? 必要なのはなんだ?って事を最近良く思っています。

昔はiPhone、スマホを持つ人も少ないときがありましたが、今では子供ですら持つ時代。

スマホを持つことが優位性になるのではなく、それがデフォルトとなったときに、自分自身の何か?が、とても問われるのと同じで….

TWICEじゃない人が、TWICEの振りは完璧に踊れるけど、その人達はTWICEではないし、もっと大事なのはそこじゃなくて、TWICEであり続けるマインドだとか日常だとかそういうものだと思うのです。

勿論、それは創り出す人、フレームやモデル、そういう売り出し方にも影響されます。

どんなに個人の資質があったとして、それをまとめる組織だったり、グループだったりの質が悪けきゃ個人のパフォーマンスを最大化する事が困難なこともあると思います。

ただ、ボランチやればそれっぽくなる。

ラインカットしたら、ブラジル代表っぽくなる。

勿論、一つの戦術的アクションとしては必要な事かもしれませんが、そもそもそこに走れないのであれば意味がありません….

そう、彼らがやってきたことの中にある、コンテクストの違いにも触れないといけないですし、そこにも近づけないといけないと思うのです。

本当に真似すべき事。

そこに辿り着けると、もっとその戦術的なアクションや、TWICEのダンスの、本質が感じ見えてくるんじゃないかな?

本質を見失わないようにしないとです!!