良い俳優を揃えても、そのドラマや映画がヒットするとは限らない。
コンテンツをより良くするには、そのタレントの力を最大限に発揮できるような演出だったり、構成だったりが必要なわけで、そこには観る側の立場にもなってみることが必要。
タレントの力が圧倒的であっても、それが勝利に結びつくとは限らない。
だからこそ、相手だってそのタレントが活きないように工夫するわけで、その時にその場で対応できる力が僕らの仕事の一つでもある。
勝つことは安易ではないし、簡単でもない。
日々、最大限にそこに近づくために、試行錯誤し、修正し、改善することが大事だなと感じる。
でも、大物俳優が揃いすぎると、映画も誰が主役で誰が脇を支えるのか?分からなくなることもあるよね。
ブラジルに必要だったのは、演出構成と観る側(対戦側の狙いや意図)、後は脇で支える役者が少なかった、そんな役者の出番がなかったのかなぁと感じる大会だった。
4年に一度。
そんな大会から、学ぶべきものが僕らにある。
ただ、自分がやりたい、創りたいフットサルとは何か? そんな理想も見失ってはいけない。
本当、学び多き大会です。